初めまして。

循環器内科医のDr. Iと申します。

このブログは現役の医師であるDr. Iが健康、病気、等に関してわかりやすく解説していくブログですよ!

一般の人が読んでもわかるように、わかりやすく説明していきますから、一緒に勉強していきましょうね!

インフルエンザ

第一回目は、今はやりの、インフルエンザに関しての話をしていきます。

みなさんの周りではもう、インフルエンザがはやってますか。
私の周りではまだそれほどでもないみたいです。

今年のインフルエンザは例年より早く、はやっているようですね。

インフルエンザと普通の風邪の違い

皆さんもうご存じかもしれませんが、インフルエンザというのはインフルエンザウイルスに感染して、高熱や関節痛などの症状が出る感染症です。

普通の風邪との違いは、38℃以上の高熱が出ることです。
ただの風邪の場合はそんなに高熱はでません。

インフルエンザの治療は10年くらい前までは、ただ安静にしているしかなかったのです。

しかし、インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス薬が登場してからは、薬を飲むという治療も出来るようになりました。

抗ウイルス薬、タミフル

タミフルという薬もインフルエンザの薬で、日本では約7年位前から発売されており、今ではインフルエンザにかかった人の多くに使われています。

最近新聞やインターネットでこのタミフルの副作用で異常行動とかが発表されて、本当にこの薬を飲んで良いか、迷っている人もいるのではないかと思います。

インフルエンザにかかった時の対処法

ではインフルエンザにかかったらどうしたらよいのでしょうか。

方法は2つあります。

1,病院に行ってタミフル(リレンザ)を処方してもらう。
2,家で安静にして水分を十分にとる。

この2つですね。

一番良くないのは病院に行ってタミフル(リレンザ)を処方してもらったのに飲まないというものです。

ちなみに、リレンザっていうのは、吸入するタイプの、インフルエンザの薬です。

1に関してですが、タミフルをインフルエンザ発症後、48時間以内に飲むと、インフルエンザが早く治るというのは、証明されております。

一方タミフルの副作用と言われている異常行動ですが、これはまだタミフルのせいであると決まったわけではありません。
その頻度も0.1%とか非常に低いです。
ですから、ものすごく低い副作用にこだわって、病状を悪化させる位であれば薬を飲んだ方が良いと思います。

ただし、念のため特に子供の場合は、薬を飲んで数日は目を離さないようにした方が良いと思いますよ。

2に関してですが、基本的には若い人はこれでも良いと思います。
昔はこれしか方法がなかったわけですし、若い人であれば自然治癒力でたいていは治りますから。

ちょっと前に厚生労働省も、新型インフルエンザがはやった場合は、人に移すこともあるから出来るだけ家で安静にしていろ、と言っていましたしね。

安静にすることの利点

この方法の良いところは、
1、人にインフルエンザを移さない。
2、無理に病院に行って体力を使わない。
3、病院に行って、逆にインフルエンザ

(本人がインフルエンザで無かった場合)や他の風邪などを移されないなどがありますね。

そういう事で、インフルエンザにかかったら、病院に行ってタミフル(リレンザ)を処方してもらうか、家で安静にして水分を十分に取るのが良いと思いますよ。

ただし、高齢者やものすごく高熱があって水分が十分に取れない時や、他に病気があって体が弱い人。
こういった人は、早めに病院に行った方が良いのでこれは覚えておいて下さいね。

【今日のまとめ】

■インフルエンザと普通の風邪の違いは、インフルエンザは38℃以上の高熱が出ること。

■インフルエンザにかかったら、病院に行ってタミフルを処方してもらうか家で安静にして水分を十分にとる。

■高齢者や水分が十分に取れない時、他に病気があって体が弱い人などは、早めに病院に行く。