<本日のテーマ> 高血圧 の種類と検査 (生活習慣病 2)

第1回目の前回は高血圧の診断基準でしたね。

●高血圧の診断基準
病院での血圧  140/90mmHg以上
家庭での血圧  135/85mmHg以上

第2回の今日は高血圧の種類と検査についてです。

高血圧って、生活習慣病(昔の成人病)っていう位だから、おいしい物食べたり、年とったりしたらなるって思っていませんか。
まあ、ある意味正しいです。
でも、ある意味って事は100点満点中90点位って事ですよ。
なんで、100点じゃないんだって、思いましたね。
あなた。
それは。
残りの10点は違うからです。

当たり前って、思ったでしょ。
まあ、そう言わんと。

高血圧の人はどんな人たち?

今、日本で高血圧の患者さんは、約3000万人います。
3000万人ですよ。
赤ちゃんや、子供を含めて4人に1人です。

50歳を越えると、半分近くの人が高血圧になります。
で、そのほとんど、約90%は明確な原因は不明です。
原因不明だけど、年をとるとなぜか高血圧になるって事です。
こういうのを本態性高血圧って言います。

逆に言うと、残りの人達の原因はわかっています。
どんな原因かというと、「病気」です。
高血圧だって、病気じゃねーか。
って思ったでしょ。
まあ、そうなんですけど、高血圧の原因だから、高血圧は除いて下さい。

二次高血圧の原因

他の病気が原因で高血圧になるって人がいるって事です。
こういうのを二次性高血圧と言います。
二次性高血圧は高血圧全体の中の約5%。
40歳以下の高血圧の中の約20~30%は二次性高血圧と言われています。

原因になる病気にはどんなのがあるかっていうと、腎臓の病気:急性・慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、腎臓に行く血管が細くなる病気等、ホルモンの異常:レニン産生腫瘍、アルドステロン症、褐色細胞種、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症、等。心臓、血管の病気:大動脈縮窄症、大動脈炎症候群、大動脈弁閉鎖不全症、等。

その他にも、妊娠中毒症や薬なども二次性高血圧の原因となります。

もっと詳しく知りたいという人は、このページなんかを見ると良いと思います。
http://tinyurl.com/mf883

二次高血圧かどうか

でも、細かい病気の名前なんて覚えなくても良いですよ。
要は、ただ年を取ったら高血圧になるんじゃなくって、それ以外に病気があって高血圧になる人もいるんだよ。
って事がわかれば良いんです。

上にも書きましたけれど、40歳以下の20~30%は二次性高血圧なんですよ。
って事は、他に病気があるって事なんですよ。

病気があるって事は、放っておいたらもっと悪くなるって事なんですよ。
だからあなたや、あなたの周りに若いのに血圧が高い人がいたら、病院に行って、二次性高血圧じゃないかを調べた方が良いですよ。

検査方法

で、どんな検査をするかっていうと。
まず、血圧を測ります。
当たり前ですね。

それから血液検査、尿検査をして、腎臓が悪くないかとか、血圧を上げるホルモンが出てないかをみたりします。

更に、レントゲンや心電図を撮って、心臓に病気がないか等をチェックします。

それで疑わしい、って事になったら、CTを撮ったり、心臓のエコーをしたりします。

その結果、他に病気があるってわかれば、その病気の治療をします。

他に病気があって血圧が高いんだから、そっちの病気を治すのがまず大事ですね。

で、なんにもなければ、血圧を下げる薬を処方したり、食事、運動療法をしてもらったりします。
って事で今回は高血圧の種類と検査についてでした。

ちょっと賢くなったなーって思った人は、試しにやってみた下さいね。
今回やってない事も出てるんで、できないと思う問題もあるんですけど。
高血圧常識クイズ ↓
http://www.ketsuatsu.com/quiz/

【今日のまとめ】

●高血圧のほとんどは本態性高血圧といって、
明確な原因は不明のものである。

●二次性高血圧という、他の病気が原因で高血圧になる人もいる。
●若いのに血圧が高い人は、二次性高血圧の可能性があるので、
病院に行って検査してもらう。