<本日のテーマ> 高尿酸血症・痛風の原因と誘因

高尿酸血症と痛風。
第一回の前回は、高尿酸血症の診断基準についてでしたね。

前回のまとめ
●高尿酸血症の診断
年齢、性別に関わらず、血清尿酸値が7.0mg/dL以上。
●「高尿酸血症」の状態がさらに進んで、関節に炎症が起こって、痛くなる病気が「痛風」。
●尿酸値がいくら以上になったら痛みが出て、痛風になるという基準自体はない。

痛風の原因と誘因

第二回の今日は、痛風の原因と誘因についてです。

前回の内容は、「尿酸」という古い細胞の残りかすは、基本的には毎日ほとんど一定の量が体で作られており、一定の量が主に尿から排泄されて、バランスが取れている。
でも、そのバランスが崩れると、尿酸値が高くなっちゃう。
そうすると高尿酸血症という病気になる。
そして、それが進むと痛風という病気になる、って事でしたね。

「痛風」というのは高尿酸血症が進むとなるんですが、ただ尿酸値がいくら以上になったら、痛みが出て「痛風」になる、って事はないんです。

尿酸の血中濃度が高い状態が続くと(5~10年)、尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着してきます。
「痛風発作」っていうのは、この尿酸塩を白血球が攻撃する時に起こる急性の関節炎の事なんです。
だから、「痛風発作」では関節が痛ーくなるんですよ。

痛風の原因

尿酸が体内で増えるタイプには、下の3つのタイプがあります。

1]. 尿酸が作り出されやすいタイプ(産生亢進型)
2]. 尿酸が排泄されにくいタイプ(排泄低下型)
3]. 両方をあわせもつタイプ(混合型)

なんとなく、わかるとは思いますが、もっとわかりやすくするために、別の例を使って解説しましょう。

例)お金持ち(小金持ち)

本当の大金持ちは、先祖代々お金持ちって人達が多いんですが、ここでは、自分1人の力でお金を貯めた人の例を見てみましょう!
自分の力でお金を貯める場合、お金を増やす方法は大きく分けて3つの方法があります。

1)収入を多くする
2)支出を少なくする
3)財テクをする

1)の収入を多くする、ってのは残業をするとか、アルバイトをするとか、場合によってはもっと給料の良い会社に転職するって事ですね。

1]、尿酸の場合は、たくさん食事(量)を摂って、尿酸を体に蓄える。とか、尿酸の原料「プリン体」を多く含む食事を摂る、って事になりますね。

2)の支出を少なくする、ってのは電気代を節約したり、飲み代を節約するって事ですね。
出すお金を減らすってのは、そういう事ですよね。

2]、尿酸の場合は、尿から出す量が減るって事です。
尿から排泄する量が低下するから、体には尿酸が貯まって、尿酸値が高くなるって事ですね。

3)の財テクをする、ってのは株を買ったり、貯金をして利子を貰ったりする事ですね。
これは尿酸の場合にはないですね(笑)。

3]、尿酸の場合は、(混合型)って事ですから、収入も増やしてかつ節約もしてる人、って事ですね。
だから、沢山食べて、かつ尿から排泄する量も少ない人って事になります。

わかりやすくしたんで、本当はちょっと違うんですけどね。

痛風の誘因

痛風の誘因としては、以下のものが考えられています。

1.食べ過ぎ(カロリーの多い食事や動物性食品)
肥満を助長するし、尿酸の原料の過剰摂取につながります。

2.アルコールの飲み過ぎ
アルコールは尿酸の産生を促進し、しかも尿酸排泄を抑制します。

3.肥満
内臓脂肪が蓄積すると尿酸産生が促進され、 皮下脂肪が蓄積すると、尿酸排泄が抑制されます。

4.ストレス
脱水傾向になったり、ストレスホルモンの影響で 尿酸排泄が抑制されるのではないかと言われています。

5.その他二次性のもの
血液の病気や腫瘍などの他の病気が関係している場合や、 薬(利尿薬など)の副作用で起こる場合もあります。

こういう事があると、尿酸値が上がっちゃいますよ♪
というわけで、今日は「痛風」の原因と誘因についてでした。
一番為になったのは、お金の話だったりして(笑)。
いつものように、下にまとめを書いておきますね。

【今日のまとめ】

●痛風の原因
尿酸が体内で増えるタイプには、下の3つのタイプがある。
1]. 尿酸が作り出されやすいタイプ(産生亢進型)
2]. 尿酸が排泄されにくいタイプ(排泄低下型)
3]. 両方をあわせもつタイプ(混合型)

●痛風の誘因
1.食べ過ぎ(カロリーの多い食事や動物性食品)
2.アルコールの飲み過ぎ
3.肥満
4.ストレス
5.その他二次性のもの