<本日のテーマ>脳出血3、脳出血の予防

脳卒中シリーズの脳出血について。
第一回は脳出血という病気について。
第二回の前回は脳出血の原因についてでした。

前回までの復習。

●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が  破裂して出血を起こす病気。

●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、  意識障害などの後遺症が残ることもある。

●脳出血の原因
最も多い原因は高血圧。
それ以外に脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもある。

●脳出血の起きやすい状況
血圧の変動しやすい、日中の活動時に起きることが多い。

具体的には
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
■興奮した時
■食事中
■トイレで力んだ時
など

「脳出血」というのは「脳に行く血管」が破れて出血する病気です。
そして、脳出血の原因として最も多いのが高血圧です。

また、脳出血の起きやすい状況として、運動中、仕事中や、興奮したり、力んだりといった、急激に血圧が上がる時に 多いというお話でした。

そいじゃあ、またワンパターンですが(笑)
今日は脳出血を起こさない為に、という事で脳出血の予防についてです。
まずは、日本でどのくらいの人が脳出血になっているのかを見ていきましょうか。

○脳出血の頻度

「国民衛生の動向」によれば,1990年の脳出血の総数は,人口10万当たり25.1人です。

でも、まあこれはすべての年齢を含めた数字なので,年齢毎にまとめてみると(人口10万当たり)
65歳以上  141.3人
80歳以上  322.0人
85歳以上  419.1人
です。

見ての通り、年齢が高くなると、脳出血になる頻度も高くなります。

血管は年齢と共に硬くなって、もろくなるんです。
こういうのを「動脈硬化」と言うんでしたね。

前のメルマガで書きましたけど。

そして、もろくなって硬くなった脳の内部の血管が破裂するのが、脳出血という病気です。

また、年を取ると共に、普通は血圧も上がっていきます。

だから、「脳出血」を防ぐには。
「年を取らなければよい。」
って、できれば、一番良いんですがね(笑)

それができれば、苦労しませんねー。

「年を取らない」、って事は不可能ですが。
血管年齢を若いまま保つように努力する。

そして、脳出血の主な原因である「高血圧」を予防する。
これであれば、ある程度は可能です。
では具体的に、血圧を下げる、血管年齢を若く保つ為にどうすれば良いかって言うと。

○ 脳出血の予防法

●塩分を控えめにする(1日に10g以内に)。
既に高血圧の診断がついている人は、塩分を6g以内にする。
血圧を下げるには塩分を減らすことが最も重要ですから。
これが食事療法として一番大事になります。

そして、補足的に
●ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む食品
(りんご、枝豆、バナナ、カボチャなど)を積極的に摂る。

●血圧を下げる作用があるといわれるカルシウムを豊富に含む食品
(乳製品など)、マグネシウムを豊富に含んだ食品
(焼きのり、昆布、ごまなど)を食べる。
こういう、塩分を排泄する作用のある物を食べる。

更に、
●アジやサバ、イワシなど青背の魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸を積極的に食べる。

●動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えめにする。
など、動脈硬化を進ませない為の食品も摂る。

●お酒は飲みすぎない(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
こういった食事を加えたり、お酒を控えたりもできたら、非常に良いですねー。

そして、食事以外の予防法として、
●適度な運動など日常的に積極的にからだを動かす。
●太り過ぎに注意する。
●充分な睡眠と休養でストレスを解消する。
●禁煙する。
なんかがありますねー。

血圧が高いと、脳出血を起こしやすくなりますから、「脳出血」の予防法としては、食事・運動療法をして、「高血圧」を予防する。
そして、「動脈硬化」を進ませない為に、禁煙をしたり、コレステロールなんかも下げられれば良い。
というのが基本になります。

そして、急激に血圧が上がるような状況で、脳出血が起こりやすいので、

●急激な温度差は、血圧に大きな影響を与えるので注意する。

って事になりますかね。

という事で、今週は脳出血の予防についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。

【今日のまとめ】

○ 脳出血の予防法
●塩分を控えめにする(1日に10g以内に)。
既に高血圧の診断がついている人は、塩分を6g以内にする。
●ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む食品
(りんご、枝豆、バナナ、カボチャなど)を積極的に摂る。
●血圧を下げる作用があるといわれるカルシウムを豊富に含む食品
(乳製品など)、マグネシウムを豊富に含んだ食品
(焼きのり、昆布、ごまなど)を食べる。
●アジやサバ、イワシなど青背の魚に多く含まれるEPA
(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
などの不飽和脂肪酸を積極的に食べる。
●動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えめにする。
など、動脈硬化を進ませない為の食品も摂る。
●お酒は飲みすぎない(日本酒なら1合、
ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
●適度な運動など日常的に積極的にからだを動かす。
●太り過ぎに注意する。
●充分な睡眠と休養でストレスを解消する。
●禁煙する。
●急激な温度差は血圧に大きな影響を与えるので注意する。
参考:社会保険健康事業財団HP