<本日のテーマ>脳梗塞1、脳梗塞とは

脳卒中シリーズ。

「脳卒中」っていう病気そのものはなくって、「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」などを合わせた、いわゆる「総称」です。
先週まではその中でも「脳出血」について勉強してきたんですが。
今週からは、気分を改めて「脳梗塞」について勉強しますよー!

「脳出血」とは

「脳出血」というのは「脳に行く血管」が「破れて出血」する病気でしたが。
「脳梗塞」というのは、「脳に行く血管」が「詰まる」病気です。

ここでちょっと、「脳出血」の復習。

人間の脳っていうのは、脳に酸素や栄養を運ぶ動脈が、無数に張り巡らされているんです。
頭(脳)に行く動脈は、心臓から大動脈→頸動脈(首の動脈)となって、それが枝分かれして脳動脈になります。
そいで、それが脳の内部で更に細かく枝分かれして細くなった、直径約0.1ー0.5ミリの細ーい動脈。
この細ーい動脈が「破裂して出血」を起こす病気が「脳出血」なんです。

「脳梗塞」とは

今回から勉強していく「脳梗塞」って病気は、「脳に行く血管」が「詰まる」病気なんです。

その前に、医学用語の解説。
「脳梗塞」の前に、このメルマガで「心筋梗塞」、「肺梗塞」についてもやりましたので。
以前からメルマガを読んで頂いている読者の方にはこれも復習になりますけど。

「梗塞」って言うのは、医学用語なんです。
血管(動脈)が詰まって、その結果、その先の組織や臓器に血液(酸素)がずーっと行かなくなって組織や臓器が死んじゃう事。
この事を医学用語で「梗塞」と言います。

脳に行く血管が詰まって、脳の組織が死んだら、「脳梗塞」。
心臓に行く血管が詰まって、心臓の組織が死んだら、「心筋梗塞」。
肺に行く血管が詰まって、肺の組織が死んだら、「肺梗塞」。
って事っす。

ちなみに、 肺梗塞について知りたい人は、こちらもどうぞ!

『気をつけて!死んじゃうかも!
フライトの旅行で注意すべき病気!』
http://mailzou.com/get.php?R=3920&M=385

「脳に行く血管」が詰まるってさっきから言っていますが。
具体的に、脳に行く血管っていうのは、「内頸動脈」、「椎骨脳底動脈」等があるんですがね。
もちろん、この血管の名前を覚える必要はありません。

でも、イメージは必要だと思うので、簡単な絵があるので、ちょっと見てみてください。
→ http://tinyurl.com/ts6k5

心臓から大動脈→頸動脈(首の動脈)となって、それが枝分かれして脳動脈になるんですが。
ここに出ている絵は、首~頭の動脈です。
それで、これが脳の中に入る時には、枝分かれしてもっと細くなって、細かい血管になって入るんですよー。
そして、本題。

●脳梗塞の種類

脳梗塞は、「脳に行く血管」が「詰まる」病気なんですが。
脳の血管の先の方、細ーい血管が詰まるものと、もっと根元の、要は首の動脈が詰まるもの、そして、何が原因で詰まったかによって、名称が変わります。

1)ラクナ梗塞
2)アテローム血栓症
3)心原性脳塞栓

脳出血の時に話した、脳に行く血管の中でも、先の方の細ーい血管が詰まったものが、「ラクナ梗塞」。
もう少し根元が動脈硬化が起きて詰まったら、「アテローム血栓症」。
心臓の中で出来た血の塊が、脳に行く血管に詰まったら、「心原性脳塞栓」。
おおざっぱに言うと、この3つに分かれます。

今回は医学用語の解説や、前の復習が多くって長くなっちゃったので。
それぞれについての話は、次回にしましょうか。

という事で、今週からは脳梗塞についてでした。

そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。

【今日のまとめ】

●脳梗塞とは

「脳に行く血管」が「詰まる」病気。
●脳梗塞の種類
1)ラクナ梗塞
脳に行く血管の中でも、先の方の細ーい血管が詰まったもの
2)アテローム血栓症
脳に行く血管の比較的根元の方が、動脈硬化が原因で詰まったもの
3)心原性脳塞栓
心臓の中で出来た血の塊が脳に行く血管に詰まったもの