●脳梗塞とは
「脳に行く血管」が「詰まる」病気。
●脳梗塞の種類
1)ラクナ梗塞
2)アテローム血栓性脳梗塞
3)心原性脳梗塞
●脳梗塞の症状
□片麻痺(半身が動かなくなること)
□失語症(言葉がしゃべれなくなること)
□意識障害
□頭痛、吐き気は、ない事も多い。
●脳梗塞の前駆症状
1.食事中にはし(箸)を落とす。
2.言葉が出てこない。
3.片側の手足がしびれる。
4.ものが二重に見える、片方の目が見えにくい。
5.パピプペポ・ラリルレロがはっきり言えない。
6.目の前が暗くなる。
7.ふらっとする、ふわっとする感じ
そういった症状が数分~数十分間続く。

「脳梗塞」っていうのは、「脳に行く血管」が詰まる病気です。
そして、その結果、片麻痺、失語症、意識障害なんかの
症状が出るって話でした。

脳梗塞の治療

そいじゃあ、脳梗塞になってそういった症状がでたら、どういう治療をするのか、って事で。
今日は脳梗塞の治療についてです。

○脳梗塞の治療
「脳梗塞」っていうのは、「脳に行く血管」が詰まる病気。
って、脳梗塞シリーズになってから書いていますけどね。
具体的に、何が詰まるかって言うと、ほとんどの場合「血」が固まって、そいで、それが血管に詰まるんですよ。

ちょっと話は変わって、転んで膝を擦り剥いたら、「血」が出ますよね。
でも、血がでても、しばらくしたら、血は止まりますよね、普通。
もし血が出ても止まらなかったら、膝を擦り剥いただけでも、出血多量で死にますから。

でも、普通の人は、膝を擦り剥いただけじゃ、死にませんよね。

血液の病気とか、血が止まりづらくなる薬を飲んでいる人の場合、擦り剥いたり、怪我しただけで大変な事になる場合もありますが。

普通の人は、血が出ても自然に血が止まるように、人間の体っていうのはできています。

膝を擦り剥いたら、いつの間にか「かさぶた」が出来ていますよね。
「かさぶた」っていうのは、血が固まったものなんですよ。

で、「かさぶた」なんですがね。
できてすぐに、「固まったかな」って思ってはがすと、内側の方が固まっていなかったりしますよね。

子供の頃に、痛い目にあった覚え、ありませんか(笑)
大人になっても、なんとなく、はがしたくなりますが。
そいで、数日経って、完全にかたまると、上手にはがせたり、自然にはがれたりしますよね、「かさぶた」。

そんな感じで「血」っていうのは、完全に固まるまでに、少し時間がかかるんですよ。

逆に言うと、「血」が固まってすぐにならば、「血の固まり」を「溶かす」事ができるんですよ。
だから、最も良い脳梗塞の治療というのは、「血管の中の血の固まりを、溶かす事」なんです。

こういうのを、医学用語で「血栓溶解療法」と言います。
ま、言葉を覚える必要はありませんけどね。

脳梗塞っていうのは、脳に行く血管に血が固まって詰まり、その先に血(酸素)が行けなくなって、そいで脳がやられちゃう病気なので。
血の固まりを溶かす事ができれば、その先に血が流れるので。

脳に血が流れて、一件落着ってわけですわ。
ま、きれいさっぱり良くなるってわけではないんですがね。

でも、さっき言ったように、時間が経つと固まっちゃうから、固まってからすぐに、血の固まりを溶かさないといけないんです。

具体的には、脳梗塞になってから「3時間以内」です。
だから、前回も書いた様な、「脳梗塞」を疑うような症状が出たら、すぐに病院に連れて行ってあげて下さいね!

そして、使う薬の名前は「t-PA」って言います。
ついこの間、脳梗塞の「画期的な新薬」って事で、テレビに出ていましたねー。
ま、日本では認可されてからは、まだ1年くらいなんですが。
欧米ではもう10年位使われているので、ちょっと「新薬」って言うのはどうかなー、って思ってテレビ見ていましたけどね。

「脳梗塞」っていうのは、「脳に行く血管」に「血の固まり」が詰まって、血が流れなくなる病気なので。
一番良い治療は、その「血の固まり」を「溶かす」治療。

そして、その為には脳梗塞になってから「3時間以内」じゃないといけない、って話でした。

細かい事を言うと、「血の固まり」を溶かす薬だから、脳出血の確率がだいたい3~10倍になるので。
脳出血になりにくい人を選んで使わないと駄目、とか。
いろいろ難しいんですけどね。

ま、細かい事は置いておいて、脳梗塞の治療で一番良い治療は、早く血の固まりを溶かす事、って話でした。
じゃあ、脳梗塞になってから、3時間以上経ったらどうするんだ。
とか、他に治療法はないのか、とか。

そういった話は、次回って事で。

今日は、脳梗塞の治療についてでした。

そいじゃあ、今日はここまで。

いつものように、下にまとめを書いておきます。

【今日のまとめ】

●脳梗塞の治療1
○血栓溶解療法
「脳に行く血管」に血が詰まったら、すぐに溶かす治療。
脳梗塞になってから3時間以内でしか、できない治療なので、「脳梗塞の症状」を疑うような症状(片麻痺、 失語症、意識障害など)が出たら、すぐに病院に連れて行く。