先週からは、脳卒中シリーズの、「一過性脳虚血」についてでしたね!
今日からは、いよいよ新年度。
気分を改めて、今日も元気にいきますよ~♪
まずは、先週の復習。

●一過性脳虚血とは

○一時的に脳に血が行かなくなる病気
○原因は、動脈硬化等
○様々な症状を引き起こす
「脳卒中」っていう病気そのものはなくって、「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」、「一過性脳虚血」等を含めた、いわゆる「総称」です。
で、「一過性脳虚血」って言うのは、「一時的に脳に血が行かなくなる病気」って話でした。
今日は、「一過性脳虚血」の原因についてです。

●一過性脳虚血の原因

先週も話しましたけど。
一時的にとはいえ、なんで脳に血が行かなくなるか、って言うと、「脳に行く血管が細くなる」からなんですよ。
でも、「細くなる」だけでは、脳に行く血液の量は「減る」かもしれませんが、「行かない」って事はないですよね。
そこで、なんで起こるかって事について、もう少し解説。
一過性脳虚血発作の原因には、大きく分けて2つあります。

1),一時的に脳に行く動脈が詰まった場合
動脈硬化が進むと、首の部分の動脈(頚部内頸動脈)や、脳の中の動脈が狭くなります。
そうなると、首や脳に行く血管の内側(壁)の部分で小さな血液の塊(血栓)ができやすくなるんですよ。
動脈硬化っていうのは、血管が狭くなるだけじゃなくって、もろくなる病気なので。
血管の壁の一部がぼろっと剥がれて、それが血液に乗って頭の方に流れて行くんですけど。
やっぱそれは、太い血管よりも細い血管の方が詰まりやすいんですよね。
当たり前ですけど。

下水道でも、水道管が太かったら、少しくらいアカとか、髪の毛とかが詰まっても流れるけど。
水道管が細かったら、あっという間に、詰まっちゃいますよね。
それと同じです。
その血液の塊(これを塞栓と言います)がはがれて、そこから先の方に流れていって、脳の動脈の細い部分に詰まって、血管を一時的に詰まらせてしまうんです。
そいで、詰まった血栓が、しばらくしたら溶けて流れていっちゃうと、症状が改善するんですよ。

2),一時的に血圧が下がった場合
こっちの場合は、「完全に脳に行く血液がなくなる」、って事ではないんですけどね。
動脈硬化が進んで血管が狭くなっている部分があると、普段より血圧が下がった時に、その先への血液の流れが減ってしまうことがあるんです。
血管が太かったら、少しくらい血圧が下がっても、血液の流れは十分にありますから。
基本的には問題ないんですけどね。
元々、脳に行く血管が狭いと、脳に行く血液の量も弱冠少ないですから。
それに、血圧が下がって、流れる血液の量が更に少なくなると、「少ない」x「少ない」=「すごく少ない」って事になって、相乗効果で、すごーく脳に行く血液が少なくなって、症状が出る、って事もあるんですよ。
で、血圧が元に戻って、減少した血流が元に戻ると、狭窄部分の先にも十分な血液が流れるようになって、やはり、症状も改善します。
そんな訳で、今日はちょっと詳しい、「一過性脳虚血の原因」についてでした。
脳に行く血管が細くなる原因の「動脈硬化」。
その動脈硬化の一番の原因は、加齢。
それ以外にも、高血圧や糖尿病、高脂血症といった病気や、タバコを吸ったりしても、動脈硬化は進むんでしたね。
その生活習慣病を予防するためには、これを読んでね!

★ 日本一わかりやすい!「高血圧」
http://www.sugowaza.jp/reports/get/3827/3664/
★ 日本一わかりやすい!「糖尿病」
http://www.sugowaza.jp/reports/get/3827/3804/

そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。

【今日のまとめ】

●一過性脳虚血の原因
○動脈硬化が進んで、脳に行く血管が細くなる。
それに加えて、
1),一時的に脳に行く動脈が詰まった場合
2),一時的に血圧が下がった場合